eK4事業報告書
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[協議事項] (1)(2)平成23年度の事業実施報告、平成24年度の事業計画について 林事務局長より以下の報告があった。•H23年度e-Knowledgeコンソーシアム四国事業実施報告•H24年度e-Knowledgeコンソーシアム四国事業実施計画 上記について、以下の意見があった。 【徳島大学】 23年度事業実施報告、24年度事業実施計画は林事務局長からの報告で良いと思う。履修者数のデータから見ると、徳島大学のコントリビューションの低さが目に余るのが、徳島大学の反省点である。なんとかe-Learningを盛り上げていく方法を考えていく。また、香川大学が中心となって、どのように強力にe-Learningを推し進めるか方策を考えていく必要がある。 また、四国地区国立大学長会議でもeK4は話題になっている。内容は把握していないが、学長会議でeK4について踏み込んだ議論があったかどうかが気になるところではあるが、徳島大学としても頑張らなければならない。 【鳴門教育大学】 23年度事業実施報告、24年度事業実施計画いずれにおいてもこれで良いと思う。徳島大学同様、鳴門教育大学も利用状況を見ると芳しくないのは一目瞭然である。今後24年度に向けて先生方にこの事業を周知し、教養教育の中で可能な範囲で学生が受講できる環境を作っていく。また学生に対しても教務委員会を通して周知し、学生が自分の履修できる範囲で、このe-Learningを活用できる体制を作っていく。 24年度の事業実施計画に対して質問ですが、「⑩人材育成に関わる新規事業の検討・実施」をもう少し具体的に教えていただきたい。 【林事務局長】の回答 「⑩人材育成に関わる新規事業の検討・実施」に関しては、23年度以降の体制を検討したときに、eK4はe-Learningを進めるのはいいが、「四国のための人材育成を検討する」というのが本来の最終的な目標ではないのか、というご指摘を外部評価委員会から受けた。そこで原点に立ち返って人材育成に係る検討を考え直さなければならないということで、この⑩をあげた。 これについて、企画委員会を中心に検討するということであったが、ほとんど進んでいない状況である。各大学レベルでは何らかの対策がなされているのではないかと考えているが、eK4では何をもって人材育成と考えるのかほとんど議論されていないのが現状である。事務局としてもこれが人材育成であるというモデルを出せていない状況である。 ここからは香川大学の企画委員としての発言となるが、香川大学では学生にe-Learningコンテンツ制作等に積極的にコミットしてもらう形で、四国学を盛り上げるための活動をしている。この学生活動に関しては、事業報告シンポジウムで紹介する。ただし、これがこの方向性に沿ったものかどうかはまだまだ検討の余地がある。 107

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