eK4事業報告書
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【愛媛大学】 3点について述べる。 1点目は事業計画の⑪著作権処理に関して、eK4で著作権処理の共通のガイドラインを制定していただきたい。本学でもこの著作権に関してはWGを設置して検討中であるが、eK4でも各大学での実施状況を把握した上で、ガイドラインの制定を検討していただきたい。 2点目は予算の制約もあるので11項目ある事業計画をある程度集約または特化し、それに関しては着実にやっていくという方向性も今後考えていく必要がある。 3点目は先ほど徳島大学からもあった四国地区国立大学長会議の件である。この会議でeK4が話題になったということは、私も聞いている。本学では、愛媛大学としてeK4にどのように協力できるかまとめるようにと学長から指示を受け、現在まとめている。恐らく4月にもう一度学長会議があり、そこで各大学の検討状況というのが報告されるかと思う。 【高知大学】 23年度事業報告、24年度事業実施計画で意見を述べたいと思う。 まず23年度事業報告のいくつかの項目で、まだ実現されていないとか、検討が進んでいないであるとか、毎回あるが、先ほどの弓削先生のご意見にもあったように、もう少し事業内容を絞り集中的にやることを検討しなければならないと思う。eK4の本来の目的は、四国学を中心としたコンテンツの開発をし、eK4に参画している大学の学生がそのコンテンツを視聴し、勉強するといったものだと思う。資料を見ていると、コンテンツの数もそれほど多く無いので、各大学の四国に関する授業を集めて、各大学の学生が受講できる数を増やすことをやらなければならない。あれもこれもいうよりはもう少し絞ってはどうか。 四国の学長会議では、高知大学でも学長からe-Learningに関して検討するようにと指示を受け、本学のeK4委員の先生といろいろ議論をした。学長会議で出た話題では、eK4そのものについて意見を求められているというよりは、e-Learningのシステムを使った授業の共有の方向性あるいは可能性について、その1つの形態としてeK4があるという理解をしていた。授業形態として、どこの学生でもいつでもどこでも何回でも見られるオンデマンド型と、どこかの大学がやっている授業をe-Learningシステムを使って他の大学もライブで同時に見られるライブ型の2通りあると思うが、どちらの型がいいのか、それぞれどういったメリット、デメリットがあるか、両方やるとしたらどういう形態ができるのかということを検討してくださいと学長から言われた。 本事業としては今後事業を絞って、本来の目的に進んでいくことを検討してはどうか。 【林事務局長】の回答 学長会議で出た内容につきましては香川大学を中心として検討会議を設け、対応を検討してくださいと言われているので、別途協議を進めていきたい。 【四国大学】 23年度事業報告、24年度事業実施計画を拝見した。23年度事業報告を見ると、四国大学も利用状況が芳しくないので、利用の方法に関して工夫をしなければならないと考えている。24年度事業実施計画の4-2新たに「各大学において共通にニーズのある教養科目、学部基礎科目、リメディアル教育について、e-Learningコンテンツの共同開発に向けて検討する」と掲げていますが、本学においてもカリキュラム改革を進めているので、そういったところでぜひ参画させてもらい、教養教育の幅を広げる、またはリメディアル教育のあり方について議論し、コンテンツ開発したものを使わせていただきたいと思っている。 まとめ ●教員および学生に周知、あるいはその他の方法で、各大学でe-Learning履修者数の増加を計る。 108

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