eK4事業報告書
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単 位 互 換 制 度 単位互換制度についてeK4連携大学は、相互に連携・協力して教育内容を充実させ、地域のニーズに応じた多用な人材育成を推進するため、授業科目の単位互換協定を締結しています。単位互換制度とは、協定校の学生の皆さんが、他の大学の授業科目を履修し、そこで修得した単位を、所属する大学(以下「所属大学」といいます。)において修得した単位とみなす制度です。連携大学からは、それぞれ特色ある授業科目や、所属大学にはないユニークな授業科目が提供され、学生の皆さんの関心や興味に応じた授業を履修できるようにしたものです。また、eK4が行う単位互換の大きな特徴として、「ライブ中継」又は「eラーニング教材」による授業で実施することが挙げられます。前者では、学生の皆さんは他大学に足を運ぶことなく、所属大学のキャンパスで履修が可能です。後者については、大学キャンパスに限らず、インターネットができる環境さえあれば、「いつでも、どこでも、何度でも」視聴することが可能です。これらの授業形態により単位互換を行う大学は、全国的に見ても少なく、四国においては、eK4連携大学が初めて実施するものです。単位認定について各大学の評価基準による成績通知に基づき、所属大学の授業科目の履修単位として認定されます。なお、各大学で修得した単位を、所属大学における修得単位としてみなす際に、その単位が所属大学のどの科目分類に位置づけられるかについては、履修前に所属大学が決めることになります。出願前に所属大学に確認してください。成績証明書は、原則として所属大学が発行します。用語解説遠隔授業——————————————————————————————————マルチメディア等を用いて、遠隔地においても授業を受けることができるもの。遠隔授業には、同期型のもの(テレビ会議方式などライブ中継により配信するもの)、インターネットにより既に作成されたコンテンツ(ビデオ教材やその他の学習教材)を視聴して学習するもの(e-ラーニング)などがあります。遠隔講義——————————————————————————————————「授業」とは、「講義」、「演習」、「実習」などを総称した呼び名です。遠隔で行う授業のうち、「講義」を「遠隔講義」といいます。通常は、「ポリコム」などの機器を使用して、複数の会場をつないで行う双方向の同期型(ライブ中継)による講義のことを指します。「遠隔授業」の中では「講義」が最も多いため、一般的には「遠隔授業」を「遠隔講義」と呼んだり、逆に「遠隔講義」のことを「遠隔授業」と呼ぶ人もいます。e-ラーニング—————————————————————————————e-ラーニングとは、パソコンやインターネットなどを利用して教育を行なうことです。インターネットに接続していないパソコンで学習するものと、インターネットに接続した環境で教室以外において学習できるものがあります。後者は遠隔授業の一つであり、これからのe-ラーニングの主流です。eK4や連携大学が行うe-ラーニングとは、通常後者のものを指します。同期型と非同期型—————————————————————————授業の実施形態から、ポリコムを使った遠隔講義などの同期型授業(ライブ中継)に対して、e-ラーニングで行うものを非同期型授業(オンデマンド)と呼ぶこともあります。66

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