eK4事業報告書
94/168

●利用許諾契約書(案)の第1条について、愛媛大学から以下の発言があった。 第1条のなかの「非営利の学校教育」の文言が、他での使い回し可能とも受け取れるが、但し書きや限定する文言を加えるのであればそれでいいのではないか。 利用許諾書については著作物の頭に契約範囲を限定するような文言を入れ、契約が四国学の範囲内だということを明記した上で教育専門委員にメールで送信、審議することが了承された。 学内教員に対する利用許諾契約の締結について以下の提案がなされた 今まで香川大学においては連携8大学内の教員の利用許諾の取り交わしは口頭のみであったため、複数年契約への移行に向けて8大学内教員に対しても利用許諾契約書を取り交わすことを検討する。 ●各大学の今までの対応と意見 【鳴門教育大学】今までは口頭での約束であった。書式については今後検討する。 【徳島大学】同じような利用許諾契約書を作ろうとしたが、コンテンツの著作権が大学に帰属しているのか、先生に帰属しているのかという問題が生じたため、結局口頭の約束で済ましていた。 【徳島文理大学】同じく口頭でのやりとりだけであった。コンテンツの著作権帰属の問題を考えると、利用許諾契約書は必要であると考える。 【愛媛大学】学内ではメールなどで確認していた。 【高知大学】著作権のことは話題に出なかったので、特にこういう様式が必要だと思う。 【高知工科大学】口頭で約束を取り付けているかは把握していない。eK4でひな形を作ってほしい。内容については特に異論はない。 →ひな形を検討材料に各大学の対応を回答して頂く。 香川大学としてはこのひな形を用いて複数年(3年)契約を検討していく。 議題2.その他 ●「四国学」「学際的専門科目」について、以下の意見交換がなされた。 【愛媛】受け入れ大学の科目として、どういう区分で扱えばよいか判断に困っている。出来れば、対応する表やデータを作成して欲しい。愛媛大学としては、学際的専門科目を共通科目として扱ってよいかどうかの判断材料として、提供大学での対象学年や区分などの詳細データを開示してほしいと考えている。 →今までは授業名、担当教員名、簡単なシラバスの情報しか送っていなかった。判断材料としてより詳細なデータを提供する。 →学際的専門科目は各学部の専門科目に相当すると考えていたが、共通科目にも割り当ててもよいのか今後審議する。 →カテゴリー分けで混乱がみられるので、学際的専門科目の各大学での取り扱いについて決める必要がある。 今後議論を重ねていく。 →対象学生、科目区分等を受け入れ大学の科目区分と対応させ、eK4的なシラバスを作成し対応を検討する。 92

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です