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3 ・H24年度e-Knowledgeコンソーシアム四国事業実施計画上記について、以下の質疑応答があった。【三木委員】24年度事業実施計画についての「人材育成」に関してですが、具体的な内容はどのようなことか。e-Learning以外の人材育成事業とはどういうことか。もう少し具体的なイメージをお聞かせいただきたい。【林事務局長】回答具体的なイメージはコンソーシアムとしては固まっていないのが現状だが、eK4の取り組みとして、香川大学では学生にe-Learning授業を受けてもらうだけではなく、例えば、授業を一緒に撮影しに行く等のe-Learningコンテンツの開発活動を学生と行っている。学生と一緒にコンテンツ作成を行うことで、学生に四国に対してもっと思いを深めてもらうことを狙っている。昨年度実施した学生によるこの取り組みは、今回の事業報告シンポジウムで発表する予定である。これまではe-Learningを中心として事業を行っていたが、それ以外にも何かいろいろ検討していこうと考えている。【竹内委員】コンテンツの素材となる資料と言うのは意外に様々な場所や行政に眠っている。いろいろなプロジェクトに参画してその資料を集められると学生もコンテンツ等を作りやすいのではないか。前回もお話しさせてもらったが、行政が作ったビデオ、地域の資料・冊子等たくさんあるので、デジタル化すれば資料として全て使える。著作権の問題もあるが、それも行政とお互い解決しながら活用できれば良いと思う。例えば地図情報なども役所がいろいろなセクションで毎年手直しして更新しているので、そういった資料がもっと広範囲で学生にも使えることができたら、もっと便利になるのではないか。行政と一体化していく話も進めていってほしい。また観光関係では四国ツーリズム創造機構にも資料が沢山ある。行政だと、四国では運輸局の中で環境資料を取りまとめて環境統計などをたくさん持っている。こういった資料がコンテンツを作るベースになり、デジタル化して4県共有して使っていけたら、もっと使いやすくなるのではないか。ぜひとも検討していただきたい。もう一点、こういった事業を進めていく上で経費の問題があると思うが、様々な補助事業の活用を積極的に行っていただきたい。もっと周辺部分を広げていけばいいと思う。【森委員】23年度事業実施報告の①教養教育(四国学)および専門教育コンテンツの活用②『四国の知』を活用した教育プログラムの実施(可能な大学において)④e-Learningコンテンツの開発の3項目は連動した項目であると感じた。まず①の「コンテンツの活用」の部分は各大学でコンテンツを利用し単位も認定するということだが、「教養教育の四国学をある程度理解して、四国に役立つ人材を育成する」という目標には、何単位あるいは何科目を想定しているのか。また④の開発の部分にも

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