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6 【三木委員】一般的に国の資料はきちんと記載すれば問題ないと思うが、それ以外で著作権に引っかかるという内容の講義もあるということか。【武重先生】回答生の講義の場合は、その場限りなので問題ないのだが、コンテンツとなると、講義の様子をビデオで撮影し、編集する段階でコピーが増えていく事になる。そのため、著作権について対処しないと、そのコンテンツは著作権に対して考慮していないということになる。【三木委員】著作権の問題が起こらないようなデータを選び、写真等も自分で撮影した写真を使用すればよいのではないか。【竹内委員】県の方でも著作権問題の処理については話題にあがり、著作権フリーの写真を作ろうと試みたときに、制作者から著作権を買い上げて、これを素材としてどんどん転用してもらうといった方法があげられた。しかし放送で流すのはいいが、それを撮って授業に使用したり、転売するのは著作権に引っかかってくる。最近NHKもそういった著作権の専門のセクションを作り、そこが著作権のチェックを行い、著作権のクリアを金銭的に解決している。今後、素材を使うために最初の設定をきちんとしていなければ、後々のトラブルの原因となる。行政とやり取りする場合は、始めから相談し、行政が人材育成の教材として始めから著作権をきちんと押さえていれば、その素材はずっと使えると思うので、そういった話し合いをしていくべきだと思う。【武重先生】回答著作権に関しては個々の大学が検討を始めているところだが、ガイドラインをeK4で作るということは話に出たので次年度の事業計画にこれを入れている。【森委員】広報に関して23年度の事業報告、24年度事業計画で文言はほとんど変っていないが何をどの段階まで広報で発信するかという具体的な内容が分かりにくい。特に文言として「四国学を通じた四国の魅力を全国に発信」となっているが、四国の魅力とは具体的に何か。会報等でここが四国の魅力だということが明記されているのか。せっかく発信するのであれば、四国学の授業の中身に関してポイントを載せていくとか、もう少し具体的な進め方を計画して頂きたい。外部評価委員の仕事として年度毎の活動計画の達成度を評価するということがあるので、明確な目標を立ててもらい、それがどの辺りまでうまく行っているかというのが分からなければ評価のしようがない。言いにくいことだが、24年度はかなりの部分が「検討する」という文言で終わっていて、目標という部分が見えにくい。具体性を持たせられないかと思う。

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